2019年1月29日
ベトナムでは近年、各自治体がスマートシティー化を目指した取り組みを進めています。ホーチミン市を中心とした南部経済圏の主要な省の一つであるビンズオン省でも、製造業をはじめとした多くの日系企業の進出や産官学連携による都市開発計画が進んでおり、同省の公営デベロッパーであるBECAMEX IDCが中心となって、スマートシティー化の実現に向けて取り組んでいます。
このような背景の中、親会社のNTT東日本は、2018年3月26日にビンズオン省のスマートシティー化の早期実現に向けた通信・ICT分野における協力について、BECAMEX IDCと覚書を締結しました※1。
この覚書に基づき、ビンズオン省を中心とするBECAMEXグループ開発エリア内における通信・ICT事業を行うVNTTとの事業協力契約締結(2018年6月19日)※2、事業ライセンスの交付(2018年11月28日)を経て、事業開始の運びとなりました。
両社による新規共同事業として、2018年度内を目途に、新都市を中心とするビンズオン省内、BECAMEX IDCグループが開発・運営するベトナム・シンガポール工業団地及び周辺エリアを主要事業エリアとし、以下のサービスを提供開始します。
- 法人向けサポート付きクラウドWi-Fiサービスの提供
- 光回線設備の構築及び光回線サービスの提供
- NTT東日本による日本での導入実績がある各種ICTソリューションの提供
<事業開始記念式典の模様>
事業開始にあたり、2019年1月24日にビンズオン省コンベンションセンターにて、事業開始記念式典を執り行いました。
<ビンズオン省人民委員会よりVNTT・NTTベトナム両社代表へのライセンス授与>
写真左:ビンズオン省 人民委員会委員長 Tran Thanh Liem氏
写真中央:VNTT 会長兼CEO Giang Quoc Dung氏
写真右:NTTベトナム 代表取締役社長 澁谷 直樹
<ご来賓及び関係者による鏡開き>
NTTベトナムは事業協力契約に基づくVNTTとNTTベトナムによる共同事業を通じ、BECAMEX IDC及び関係各社の都市開発計画に合わせた通信・ICT分野におけるサービス提供により、ビンズオン省のスマートシティー化に取り組んでまいります。
エヌ・ティ・ティ・ベトナム株式会社
担当:近藤・河原林
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